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◆薬物動態モジュール
薬物投与後の経過時間と薬物濃度の関係から、体内における薬物動態を分析し、薬物の用量と投与計画を最適化するためのツールです。
・ノンコンパートメント分析
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-血管外投与後の動態分析
-ポーラス投与(IV Bolus)後の動態分析
-静脈内点滴投与(IV infusion)後の動態分析
-尿中への排泄動態分析
-複数回投与後の動態分析
-毒物動態分析
-種間のスケーリング |
・コンパートメント分析
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-血管外投与後の動態分析
-ポーラス投与(IV Bolus)後の動態分析
-静脈内点滴投与(IV infusion)後の動態分析 |
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◆薬力学モジュール
血中における薬物濃度と高価の関係を評価するためのモジュールです。以下のモデルが使用可能です。
・Emax モデル
・シグモイド Emax モデル
・inhibitory Emax モデル
・シグモイド inhibitory Emax モデル
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◆溶解過程モジュール
in vitro での試験データを用いて、in vivo での薬物溶解の動態を予測するためのモジュールです。In vitro データを用いたロット間の品質評価、新しい製剤開発のサポート、製造プロセス変更前後における品質の担保等に使用できます。
・各溶解モデルへのフィッティング
・溶解プロファイルの比較
・MSD(多変量統計距離)による溶解プロファイルの比較
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◆IVIVCモジュール
in vitro での特性と in vivo での薬物動態の間の相関を分析するためのモジュールです。相関関係の発見により、ヒトを用いた試験を最小限に抑えたり、生物学的同等性試験の代用としたりすることも可能です。
以下の解析方法を利用可能です。
・Wagner-Nelson 法
・Loo-Riegelman 法
・numeric deconvolution
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◆シュミレーションモジュール
数学的モデルに基づいて用量と濃度および濃度と効果の関係を調べることができます。薬物動態シュミレーションでは、単回投与量データに基づいて複数回投与量の薬物濃度を予測できるため、医薬品開発において安全な薬物レベルを評価できます。IVIVC
シュミレーションは、放出制御製剤の開発に役立ちます。また、薬力学シュミレーションでは、薬物濃度と応答の関係を調べることができます。これらの技術は、製剤開発の最適化と薬物動態・薬力学的予測を支援し、より良い臨床試験の計画に役立ちます。
・薬物動態
・薬力学
・IVIVC
・生物学的同等試験(BE)
・BEにおけるサンプルサイズの決定
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◆微分方程式モジュール
PK/PDデータをシュミレートするための強力なツールです。血管外投与、静脈内ポーラス投与(IV Bolus)、静脈内注入(IV infusion)の薬物動態(1CBM,
2CBM, 3CBM)および薬力学モデルの定義済み微分方程式が含まれており、単回および複数回投与時のPK/PD同時予測が可能です。
また、ユーザー定義の微分方程式も利用できます。
微分方程式の解法として、以下のアルゴリズムが選択可能です。
・4次ルンゲ=クッタ法
・ルンゲ=クッタ=フェールベルグ法
・キャッシュ=カーブ法
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