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Meritudio 社製品 創薬研究ソフトウェア
Meritudio Bioinformatics Cloud

Meritudio Bioinformatics Cloud は、バイオインフォマティクスと統計解析のための統合型 SaaS プラットフォームです。クラウドベースで提供されており、6 つの高機能モジュールを通じて、オミクス解析、薬効評価、バイオマーカー探索、統計処理、がん研究支援など、幅広いニーズに対応します。

カタログダウンロード(PDF)
主な機能

 
Meritudio Bioinformatics Cloud は、目的に応じて使い分けられる 6 つのモジュールを搭載しています。



Tumor Models
がん研究を支援する腫瘍モデルデータベース

 
Meritudio の腫瘍モデルデータベースは、ゲノム情報と薬理学データを網羅した大規模なリポジトリで、現在は遺伝子発現、変異、CNV、パスウェイデータを含む 2,000 種類以上のがん細胞株と 1,800 種類以上の腫瘍治療薬情報を収録しています。

(クリックして拡大)
 
【直感的な視覚化】
インタラクティブな図表や構造化データ、リアルタイムの可視化機能により、遺伝子、パスウェイ、薬剤、腫瘍モデルをシームレスに比較できます。また、用量反応曲線の作図も可能で、相関性のある薬剤の探索に役立ちます。
 
【スマートナビゲーション】
使いやすさを重視した直感的なインターフェースにより、スムーズな操作が可能です。1 ページで全体を俯瞰できる概要表示により、目的の情報を簡単に探索できます。さらに、高度なフィルターや探索機能に加え、NCBI、Ensembl、OpenTargets、OncoKB など外部データベースへのリンク先も充実しており、さらに効率的に活用できます。
 
【分析ツール】
正規化されたデータセットを活用して信頼性の高い相互比較を行い、AlphaMissense などの高度なアノテーションツールを活用して変異分類を行います。さらに、バイオマーカー探索ツールでは、薬剤反応とゲノム特性を結びつけることで、重要な知見の抽出を支援します。
  応用例として、以下の様な使い方があります。
治療標的の特定: データを活用して、遺伝子変異、シグナル伝達経路、その他の分子マーカーを分析し、潜在的な治療標的を特定します。
分子メカニズムの探索: 遺伝子発現、変異、タンパク質相互作用に関連するデータを探索することで、がんや薬物反応の根底にある分子メカニズムについて、より深い洞察を得ることができます。
薬物反応評価: 様々な腫瘍モデルで様々な腫瘍薬がどの様に作用するかを評価し、特定のがんの種類または患者集団に対する有効な治療法の同定を支援します。


Pharmacology
薬剤の有効性と相乗効果を評価
 
Pharmacology モジュールは、in vitro/in vivo の薬効評価および相乗効果の解析を、最新かつ信頼性の高い手法で実現します。高度な解析機能とインタラクティブなグラフ表示により、結果の解釈と薬剤評価を簡素化します。最適化されたデフォルト設定と柔軟なカスタマイズ機能により、複雑な統計解析に煩わされることなく、ワンクリックで論文発表可能なレポートを作成できます。
 
【In Vitro Efficacy】
実験室環境で薬理学的な薬剤の有効性を評価します。複数のロジスティックモデルや Gompertz モデルを比較できる機能を備え、応答タイプ(生存率・阻害率)も自動で判別されます。薬剤の効力や IC50(半数阻害濃度)、用量反応曲線などの指標を測定することで、治療候補の評価に必要な定量的な根拠を提供します。96 ウェルおよび 384 ウェルフォーマットに対応し、明確で実用的なインサイトを得られるグラフやレポートを自動生成します。
 
【In Vivo Efficacy】
解析対象を生体レベルに拡張し、前臨床の動物モデルや臨床試験において薬剤の有効性を評価します。薬物動態や薬力学などの要素を考慮しながら、生体全体における治療効果を総合的に解析します。正確性が保証された全自動の統計ワークフローを備え、パラメトリック検定とノンパラメトリック検定の両方に対応しています。生体分析や線形混合モデルなどの高度な解析機能も搭載しており、包括的でわかりやすい結果画面で確認できます。
 
【In Vitro Synergy】
実験室環境で薬物間の相互作用を評価し、2 つ以上の薬剤を組み合わせた際の相乗効果を評価します。解析では、Bliss、Loewe、MuSyC モデルを使用して相乗効果(Synergy)、加成効果(Additivity)、拮抗効果(Antagonism)を評価します。マトリックス設計や固定比設計、単回・複数回投与の組み合わせをサポートし、個々の薬剤と比較して効果が高まる組み合わせを特定するのに役立ちます。解析結果はヒートマップや局面プロットで視覚化され、直感的に理解できます。
 
【In Vivo Synergy】
相乗効果の解析を生体レベルに拡張し、動物モデルにおける薬剤の組み合わせが治療効果を高めるかどうかを検証できます。2 種類以上の薬剤の組み合わせに対し、Bliss モデルおよび HSA モデルを適用します。統計的手法により Combination Index と相乗効果スコアを算出し、高い検出力と低い偽陽性率を両立します。これにより、研究者は現実に近い生体環境を再現し、複雑な生物システムにおける薬剤相互作用の理解を深めることができます。


Biomarker Discovery
バイオマーカー開発のための強力なプラットフォーム
 
Biomarker Discovery モジュールは、バイオマーカーの同定を目的とした解析ツールであり、Cell Line Biomarker Discovery と General Biomarker Discovery の 2 つの機能で構成されています。
 
【Cell Line Biomarker】
Cell Line Biomarker Discovery は、がん細胞株を対象に薬剤の作用機序(MoA)や予測バイオマーカーを探索するためのツールです。利用方法は 2 つに分かれます。

・キュレーション済みデータを用いた解析
  約 2,000 種類の薬剤について、IC50 や AUC といった薬効データとオミクスデータ(遺伝子発現、コピー数、変異、タンパク質発現、パスウェイ活性)が統合されたデータベースを活用し、ユーザーは薬剤を選ぶだけで解析が可能です。既存薬の MoA 解明や自社開発薬に関連するバイオマーカーの探索に適しています。

・ユーザーデータを用いた解析
  ユーザーが自身で取得した細胞株の薬効データ(IC50 および/または AUC)をアップロードすると、自動でデータベースをスクリーニングし、リスト内の細胞株のオミックスデータ(遺伝子発現、コピー数、変異、タンパク質発現、パスウェイ活性)を取得します。自社で大規模な細胞株アッセイを行ったユーザーに最適な手法です。
 
【General Biomarker Discovery】(近日リリース予定)
General Biomarker Discovery は、RNA-seq やプロテオミクス、メタボロミクス、臨床変数など多様なオミクス/非オミクスデータに対応した、柔軟なバイオマーカー探索ツールです。連続値やカテゴリ変数の解析が可能で、独自の次世代アルゴリズムにより複雑なシグネチャーも高精度に同定できます。Cell Line Biomarker Discovery と基本アルゴリズムは共通ですが、General Biomarker Discovery はより多様で複雑なデータ構造に対する機能が強化されています。


Omics Vision
オミックスデータの解析・視覚化
 
Omics Vision モジュールには、Omics Visualizer と Omics Analyzer という 2 つの強力なツールが搭載されています。

・Omics Visualizer
  GEO などのソースからキュレーションされた公共オミクス研究をコードフリーで探索できます。

・Omics Analyzer
  ユーザーが独自のオミクスデータをアップロードして、RNA-seq やプロテオミクスなど、様々な解析を実行できます。
*ユーザーデータアップロードの場合は定量済みのカウントデータを用います。
 
【使いやすさと柔軟性を兼ね備えた設計】
本ツールはコード不要で、直感的に操作できます。ステップごとのガイドやビジュアル表示に加え、論文投稿にも使える高品質な図表付きレポートを簡単に作成可能です。公共データの閲覧では信頼性の高いデータを収録しています。
 
【高度な解析】
遺伝子やタンパク質の発現解析、Differential Expression Analysis など幅広い手法に対応しています。重要な遺伝子やパスウェイを特定し、機能アノテーションや相互作用ネットワークなどと結びつけることで、実用的な生物学的知見が得られます。


EZ Statistics
直感的な統計ソフトウェア
 
EZ Statistics モジュールは、複雑な統計ワークフローを簡素化・自動化するために設計されています。

・回帰分析
・Single Sample Analysis
・Two Variables Analysis
・Two Group Comparison Analysis
・Multiple Group Comparison Analysis
・生存分析
・縦断研究
・次元削減分析
 
【ワンクリックレポートと自動ツールで分析を効率化】
本ツールは、データをアップロード後ワンクリックでレポートを自動作成でき、直感的な操作で統計解析を行えます。明確なガイドと視覚的な図表により結果の理解も容易で、レポートは Web 形式と PDF 形式でシームレスに活用できます。
 
【強力な統計】
線形モデル、混合効果モデル、生存分析など、多くのパラメトリックおよびノンパラメトリック検定に対応しています。小規模サンプルに最適な手法と、高度な機械学習ツールを組み合わせて、多段階の統計解析プロセスを自動で設計・実行します。


Bioinformatics Tools
一般的なバイオインフォマティクス タスクを処理するためのツールのコレクション

 
Bioinformatics Tools モジュールは、データ可視化、データ変換に関するツール群が搭載されています。
 
【データ可視化】
研究者が直感的に操作できるインターフェースで、多様な高品質グラフをカスタマイズし、効果的にデータを可視化できます。

・棒グラフ
・箱ひげ図
・バブルチャート
・クラスターグラム
・2 次元ヒストグラム
・ダンベルチャート
・ヒストグラム
・折れ線グラフ
・マンハッタンプロット
・円グラフ
・サンキーダイアグラム
・散布図
・サンバースト図
・バイオリンプロット
・ボルケーノプロット
 
【データ変換】
遺伝子 ID 変換:
一般的な種の遺伝子 ID のリストを入力し、entrez Ensemble、HGNC、NCBI などの様々なデータベース間で遺伝子 ID 変換を行うことができます。さらにがん機能情報を追加することも可能です。

その他以下の様な変換ツールを搭載しています。
・画像拡張子変換
・テーブルフィルタリング
・表をワイド形式とロング形式の間で変換
・表内の単一の列を複数の列に分割したり、複数の列を単一の列に結合
・テーブルの正規化
・表の結合
・表の転置


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価格

品名 ライセンスタイプ 区分 税別価格 型番
Meritudio Bioinformatics Cloud M1-Tumor Models、1年間ライセンス、
1ユーザー
アカデミック お問合せ F-MBC-M1A
コマーシャル F-MBC-M1
M2-Pharmacology Models、1年間ライセンス、
1ユーザー、200プロジェクト
アカデミック F-MBC-M2A
コマーシャル F-MBC-M2
M3-Biomarker Discovery、1年間ライセンス、
1ユーザー、50プロジェクト
アカデミック F-MBC-M3A
コマーシャル F-MBC-M3
M4-Omics Vision、1年間ライセンス、
1ユーザー、50プロジェクト
アカデミック F-MBC-M4A
コマーシャル F-MBC-M4
M5-EZ Statistics、1年間ライセンス、
1ユーザー、200プロジェクト
アカデミック F-MBC-M5A
コマーシャル F-MBC-M5
M6-Bioinformatics Tools、1年間ライセンス、
1ユーザー
アカデミック F-MBC-M6A
コマーシャル F-MBC-M6
本製品は年間ライセンスです。
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