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Home製品・サービス情報受託サービス翻訳後修飾(PTM)アレイ受託解析>RayBio® Glycan Array 受託解析

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翻訳後修飾(PTM)アレイ
【糖鎖・糖化】
- RayBio® Glycan Array
+ Human Glycosylation Array
+ Lectin Array
【アセチル化】
+ RayBio® G-Series Human Protein Acetylation Array
【S-アシル化】
+ RayBio® Human Protein S-Acylation Antibody Array
【S-ニトロシル化】
+ RayBio® G-Series Human Protein S-Nitrosylation Antibody Array
【酸化】
+ RayBio® Human Protein Oxidation Array
  
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RayBiotech社製
RayBio
® Glycan Array 受託解析サービス
 Raybiotech製 Cytokine Antibody Array/Quantibody Array/Biotin label-based Cytokine Antibody Array(抗体アレイ)受託解析

RayBiotech社のGlycan Arrayを用いた、標的分子のスクリーニング受託解析サービスをご提供しています。
実験解析作業は、フィルジェン(名古屋)の受託解析センターにて実施しています。
Glycan Array は、100または300種類の合成糖鎖がスポットされたガラススライドアレイです。蛍光スキャナーを使用して半定量を行います。
タンパク質-糖鎖間相互作用のスクリーニングなどに最適です。


特長



機能的に重要な結合を示すことが報告されている100または300種類の合成糖鎖がスポットされており、網羅的解析に適しています。

Profiles of Biotin-lectin mixture: b-BSL I, b-
WGA, b-UEA(0.4ug/mL) and b-conA(0.04ug/mL)
試料を Labeling reagent でビオチン標識処理して検出するビオチン標識法と、ビオチン標識抗体を用いるサンドイッチ法のいずれにも適用可能です。(操作法概略参照)
測定試料:血清、血漿、細胞培養上清、細胞/組織ライセート、その他体液試料


解析適応例


生体試料中に含まれる糖鎖結合因子の同定
特定のタンパク質の糖鎖への結合能評価
ウイルスおよび全細胞の糖鎖へのプローブ結合
糖転移酵素などの酵素の基質特異性プロファイリング
炎症免疫反応プロファイリング


解析の概要(How it Works)


・Label-based Approach

ご送付サンプルの透析・ビオチン標識(Biotin-sample; 下図)に、ハイブリダーゼーションを行います。蛍光標識ストレプトアビジン(Labeled-streptavidin; 下図)を用いて、ビオチン標識サンプルを検出します。

・Sandwich-based Approach

ご送付サンプル(Sample; 下図)または、ビオチン標識抗体(Biotinylated Ab; 下図)を用いて、ハイブリダーゼーションを行います。蛍光標識ストレプトアビジン(Labeled-streptavidin; 下図)を用いて、Biotinylated Abを介した標的分子を検出します。
*ご送付サンプルに含まれている解析対象となる標的分子(既知タンパク質など)に対するビオチン標識抗体(Biotinylated Ab)をご準備ください。



使用例

Glycan Array 300 を用いたビオチン標識レクチン混合物試料の解析例。
BSL I, WGA, UEA I および Con A 等の糖鎖に強い結合活性が見られる。


アレイに搭載された合成グリカンリスト

Glycan Array スポット糖鎖数 レプリケート数 スポット糖鎖一覧 糖鎖の構造一覧
Glycan Array 100 100種類 4 こちら
Glycan Array 300 300種類 3 こちら


受託解析作業の流れと必要サンプル量


・解析アレイ種及び解析内容のご連絡
 解析ご希望のアレイ種(Cat.#)および解析内容をご連絡ください。(E-mail: biosupport@filgen.jp

・解析サンプルのご準備及び送付


 ↓

冷凍(-80℃)状態
にてお送りください。

 ↓
サンプル種 ご送付量目安 サンプル調整方法の例
血清 >100uL 血清分離用チューブをご使用ください。また、血液を30分程度放置して凝固させ、遠心分離後、上清を分取し、直ちに-80℃に保存してください。凍結融解の繰り返しは避けてください。
血漿 >100uL 抗血液凝固剤(EDTA、ヘパリン、クエン酸など)で処理した血液を、遠心分離後上清を分取し、直ちに-80℃にて保存してください。凍結融解の繰り返しは避けてください。
細胞培養上清 >250uL 細胞培養上清を回収し、遠心により固形物を除去し、-20℃以下にて保存してください。凍結融解の繰り返しは避けてください。
*培養には、無血清培地や0.2% FCS/FBSのご使用を推奨します。高血清培地(例:10% FCS/FBSなど)を用いた場合、アレイのバックグラウンドが高く(ムラ)なる場合があります。
組織ライセート >150uL
(50~500ug/mL
total protein)
組織およびCell Lysis Buffer(RayBiotech Inc. Cat.#AA-LYS)を用いて、試薬添付プロトコールに準じて、遠心により固形物を除去・ライセート回収・-20℃以下に保存してください。凍結・融解の繰り返しは避けてください。
細胞ライセート >150uL
(50~500ug/mL
total protein)
細胞およびCell Lysis Buffer(RayBiotech Inc. Cat.#AA-LYS)を用いて、試薬添付プロトコールに準じて、遠心により固形物を除去・ライセーと回収・-20℃以下にて保存してください。凍結融解の繰り返しは避けてください。
ビオチン標識抗体
(Biotinylated Ab)
5-10uL 「Sandwich-based Approach」では、ご準備いただいたビオチン標識抗体を、実験の都合上、1500倍希釈して使用します。希釈後に適切な抗体濃度になる様にビオチン標識された抗体をご準備ください。使用する抗体によって、ターゲットとなる因子に対する交代の使用適切濃度が変わりますので、ご用意頂く抗体の製造元などにご確認ください。また、ご送付抗体の溶液量を必ずQCシートに明記してください。
* 上記サンプル種は、あくまでも実験~解析できるものとして想定されるものです。RayBiotech社や弊社にて、全てのサンプル種の検証を行ったわけではありませんので、ご了承ください。
* 上記サンプルご送付量は、あくまでも目安となります。測定サンプル中の標的分子の含有量によっては、測定希釈倍率(サンプルに依存する適切な測定濃度)が大きく変わります。ご指定がある場合、事前に弊社担当までお問い合わせください。
* 事前の測定希釈倍率のご指定がなく、ご送付サンプルのタンパク質濃度(または量)にバラツキがある場合、もっとも低タンパク質濃度(または量)のサンプルに合わせて、サンプル間の測定希釈倍率を統一させていただきます。
* サンプルの発送は、必ず、「サンプル送付方法およびご注意点(PDF)」をご参照の上、その内容に従って行ってください。
* 送付の際は、サンプルの入ったチューブをパラフィルムで覆い、キャップの緩みや中身の漏れがおきない様にしてください。
サンプルの入ったチューブに油性マジックでサンプル名を明記し、ビニールバックなどにいれ、砕いたドライアイスと共に梱包してください。
* 弊社営業日は、土日祝日や年末年始などを除く平日9時から17時までとなっておりますので、サンプルの弊社到着日にご注意ください。
* QCシートをサンプルと同送願います。
弊社では、受託解析サービスQCシートに基づき、作業を行います。
同シートが弊社にご送付されていない場合、またはご記入漏れがある場合、解析サービスを行えない場合がございますので、ご了承ください。
* サンプルをご送付の際には、十分量のドライアイスを同梱の上、冷凍宅急便にて、凍結状態にてご送付ください。
* お送りいただいたサンプルは、ご返却いたしません。実験後のサンプルについては、弊社側にて処分させて頂きますので、ご了承ください。
(サンプルの送付先)
 フィルジェン株式会社 受託解析部 宛
 〒459-8011 名古屋市緑区定納山1丁目1409番地
 Tel 052-624-4388  Fax 052-624-4389  E-mail biosupport@filgen.jp
フィルジェン(株) 受託解析部 受託解析センター

・測定サンプルの調整

サンプルの透析工程により、タンパク質量が激減する場合があります。
解析可能なタンパク質量に満たない場合には、下記いずれかをご選択ください。
 -回収されたタンパク質のみで解析を継続(解析サンプル分をご請求させて頂きます)。
 -解析の中止(それまでの作業料金及び、準備したアレイ・試薬代金をご請求させて頂きます)。

・ハイブリダーゼーション

 ↓

・スキャンニング・データ解析(数値化)

ハイブリダイゼーション後のアレイをGenePix 4100Aで読み取り、画像ファイルを作成します。
得られた画像から、解析ソフトウェアにより、各スポットのシグナル強度を数値データに変換し、
サンプル間のデータ比較解析などを行います。
・データマイニングサービス(オプション)
弊社解析担当者とご相談の上、統計解析などのデータマイニング内容を決定し、解析作業を行います。

・解析データのご報告

データ解析結果を、CD-ROMに収めてご報告いたします。
納期は、使用キット入荷及びサンプル到着後、15~20営業日程度です。
使用キットの入荷には、通常3~4週間程度かかります。

*納期は、解析数・オプション作業の追加などにより、標準納期に加えてお時間を頂戴する場合があります。
詳しくは、弊社担当までお問い合わせください。



メーカー提供資料

【マニュアル】
Glycan Array 100 Manual
Glycan Array 300 Manual


価格

サービス名 数量 税別価格 Cat.#
RayBio® Glycan Array 100 受託解析サービス 4サンプル ¥540,000 F-GA-Glycan-100-4
8サンプル ¥980,000 F-GA-Glycan-100-8
16サンプル ¥1,860,000 F-GA-Glycan-100-16
RayBio® Glycan Array 300 受託解析サービス 4サンプル ¥810,000 F-GA-Glycan-300-4
8サンプル ¥1,510,000 F-GA-Glycan-300-8
16サンプル ¥2,870,000 F-GA-Glycan-300-16
* QCシートに必要事項をご記入の上、サンプルと同送してください。
* アレイの特性上、測定サンプル種によっては、スキャン画像にムラが生じやすい場合がありますが、予めご了承ください。
* 上記価格には、「解析サンプル数-1」分の比較データ作成作業が含まれています。追加比較データ作成は、「15,000円(税別)/比較」の追加料金が必要となります。
* スキャンニング・画像数値化・比較データ作成のみをご希望の方は、「RayBio Label-Based Antibody Array 受託解析サービスのスキャンニング・画像数値化・比較データ作成のみ」をご利用ください。

お問い合わせ 受託解析部: biosupport@filgen.jp P.052-624-4388 https://filgen.jp/
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