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+ HuProt Human Proteome Microarray
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Sengenics
+ i-Ome Discovery
+ i-Ome Cancer
+ OncoRex p53 Cancer Array
+ Pan-Autoimmune Protein Array

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+ Raybio® Allergen Protein Array
+ Raybio® Human Autoimmune Disease IgG Autoantibody Detection Array G1
+ Raybio® Lung Cancer IgA/IgG Autoantibody Detection Array
  
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Sengenics 社製品 完全長タンパク質搭載
プロテインアレイ受託解析サービス
KREXTMテクノロジー / 測定原理 / アレイのラインアップ / 価格 / サービスの流れ / 必要サンプル量 / サンプル送付方法 / 注意事項

Sengenics 社のタンパク質マイクロアレイを使用した受託解析サービスです。
Sengenics 社は、特許取得済みの KREX
TMテクノロジーを活用して、正しい三次構造を有する完全長タンパク質を搭載したプロテインアレイを製造し、販売する企業です。1,800 種類の機能的なヒトタンパク質が搭載されている網羅的なプロテインアレイをはじめとする、4 種類の製品をラインアップしています。

本サービスは、当社の受託解析センター(名古屋市)にて解析作業を実施します。
当社は、日本で唯一の Sengenics 社認定サービスプロバイダー(CSP)です。

<CSP 認定書>


KREXTMテクノロジー


KREXTMテクノロジーは、正しい三次構造を有する機能的に検証された完全長タンパク質を生成する Sengenics 社独自の技術です。この特許取得済みの技術では、ビオチンカルボキシルキャリアタンパク質(BCCP)が、フォールディングマーカーとして各アレイタンパク質のフレーム内にコード化されています。誤って、フォールディングされたタンパク質や断片化されたタンパク質は、BCCPの誤ったフォールディングを引き起こし、そのビオチン部位を覆い隠し、ストレプトアビジンでコーティングされたアレイ表面への結合を妨げます(図1)。固定されたタンパク質は、折り畳まれた構造を維持し、ハイドロゲルでコーティングされたアレイ表面上で自由に動作します。
これらは、タンパク質が正しい三次元構造を有する場合にのみ利用可能な立体構造エピトープが認識する自己抗体ベースのアッセイにとって重要な特長となります。

図1. KREXTM タンパク質フォールディング技術


測定原理


1.希釈した血清/血漿サンプルを添加します。
 

2.サンプル内の自己抗体は、固定化されたネイティブな組み換えヒトタンパク質によって捕捉されます。
 結合していない物質は、洗浄によって除去されます。

 

3.補足された自己抗体は、1つまたは2つの抗体アイソタイプによって検出されます。
 例)Cy3 蛍光色素に結合した抗ヒト IgG および Cy5 蛍光色素に結合した抗ヒト IgA

  


アレイのラインアップ


i-Ome® Discovery

Sengenics 最大のタンパク質マイクロアレイで、1,800 種類以上のヒトタンパク質抗原を搭載します。
無数のタンパク質の機能クラスと疾患カテゴリに焦点をあてた、バイオマーカー発見に最適なソリューションです。

i-Ome® Discovery は、1 スライドにつき 1 サンプルの解析を行います。各タンパク質は、4 重にスポットされており、統計的な正確性が確保されます。また、KREXTM テクノロジーにより、タンパク質の三次構造を維持することで、機能性タンパク質マイクロアレイの品質と再現性を向上させます。


・スライドレイアウト
 


搭載タンパク質リスト(Excel)

i-Ome® Cancer

最大かつ最先端のがんに特化したタンパク質マイクロアレイです。
がんにおける重要性に基づいて選択された 500 種類以上の抗原に対する自己抗体を、同時に高い精度でプロファイリングする様に設計されています。これらのタンパク質抗原は、組織と経路関連性、治療標的、サイトカインとケモカイン、がんドライバータンパク質、予後指標、がん精巣抗原、B細胞と自己抗体の標的、異所性発現など、がんにおける重要性に基づいて、選択されており、疾患のメカニズムの解明、ワクチンや薬剤の開発、早期がん検出の促進に最適です。

i-Ome® Cancer は、1 スライドにつき 4 ブロックあり、ブロックごとに各タンパク質が 3 重にスポットされています。


・スライドレイアウト
 

搭載タンパク質リスト(Excel)

OncoRex p53 Cancer Array

がんにおいて最も一般的に変異するタンパク質をターゲットにしたタンパク質マイクロアレイです。100 種類以上の p53 野生型および変異型バリアントを備えたこのアレイは、治療用抗体およびタンパク質結合化合物の正確なスクリーニングを可能にします。

OncoRex p53 Cancer Array は、1 スライドにつき 4 ブロックあり、ブロックごとに各タンパク質が 4 重にスポットされています。


・スライドレイアウト
 

搭載タンパク質リスト(Excel)

Pan-Autoimmune Protein Array

SLE、RA、シェーグレン症候群、糖尿病など、様々な自己免疫疾患に関連する 100 種類以上の臨床的に関連するタンパク質抗原を搭載するタンパク質マイクロアレイです。

Pan-Autoimmune Protein Array は、1 スライドにつき 4 ブロックあり、ブロックごとに各タンパク質が 4 重にスポットされています。


・スライドレイアウト
 

搭載タンパク質リスト(Excel)

<Explore the Sengenics protein database>

Sengenics タンパク質データベース
 各ラインアップに搭載されるタンパク質を検索できます。

<実験デザイン例> ※i-Ome AI Manual より抜粋

i-Ome アレイを使用する場合、少なくとも以下の条件で実施することが推奨されます。
80% power, 1.6 FC, FDR 0.01

・抗体が検出可能かどうかを評価するためのパイロットスタディ-----グループあたり 10 検体以上
・個体内の抗体の動きや変化のパターンを複数時点で比較する-----グループあたり 15 検体以上
・個体内における抗体レベルを特定の介入前後で比較する-----グループあたり 25 検体以上
・独立したグループ間で抗体定量比較を行う-----グループあたり 41 検体以上
・分子サブタイピング-----150 検体


価格


Sengenics社製品 完全長タンパク質搭載 プロテインアレイ受託解析サービス
製品名 サンプル数/スライド 検出抗体 税別価格/サンプル 品番
i-Ome® Discovery 受託解析サービス 1 サンプル 抗 IgG お問合せ F-DCV-001-G
抗 IgG/抗 IgA お問合せ F-DCV-001-GA
その他 お問合せ F-DCV-001
i-Ome® Cancer 受託解析サービス 4 サンプル 抗 IgG お問合せ F-CAN-004-G
抗 IgG/抗 IgA お問合せ F-CAN-004-GA
その他 お問合せ F-CAN-004
OncoRex p53 Cancer Array 受託解析サービス 抗 IgG お問合せ F-P53-004-G
抗 IgG/抗 IgA お問合せ F-P53-004-GA
その他 お問合せ F-P53-004
Pan-Autoimmune Protein Array 受託解析サービス 抗 IgG お問合せ F-PAI-004-G
抗 IgG/抗 IgA お問合せ F-PAI-004-GA
その他 お問合せ F-PAI-004


サービスの流れ


1. お預かりしたサンプルの調製
2. プロテインアレイへのサンプルの添加、反応
3. 洗浄作業
4. 検出抗体の添加、反応
5. 洗浄作業
6. スキャンニング
  GenePix® 4100A にて、画像を読み取ります。
7. データ解析

  GenePix® Pro 7 にて、画像から数値データを取得します。
  i-Ome AI を用いてノーマライゼーション等を行い、比較解析結果を CD に収めてご報告します。
  <納品物> ※納品物は、プロジェクトに依存して追加/変更される場合があります。
   ・Rawデータ(tiff ファイル)
   ・サンプル間比較データ(Excel ファイル)
   ・スライド画像データ(JPEG ファイル)
8. データ CD 発送
  データ CD を密封し、直送あるいは、代理店様へ発送いたします。


サンプル必要量



サンプル ご送付量 サンプル調製方法
血清 >20~50μL
※使用アレイによって異なります。
血清分離チューブで回収するか、血液を 30 分おいて凝固させ、1,000xg で 15 分遠心後、上清を分取して -20℃以下に保存してください。凍結融解の繰り返しは避けてください。
血漿 >20~50μL
※使用アレイによって異なります。
EDTA、ヘパリン、クエン酸 Na などの抗血液凝固剤で処理した血液を遠心後、上清を分取して-20℃以下に保存してください。凍結融解の繰り返しは避けてください。


サンプル送付方法


弊社宛てにサンプル、QCシート(Excel)および免責事項同意書(PDF)をご送付ください。

(送付先)
 フィルジェン株式会社 受託解析部 宛
 〒459-8011 名古屋市緑区定納山一丁目1409番地
 Tel 052-624-4388 Fax 052-624-4389 E-mail

* サンプルの発送は、必ず、「サンプル送付方法およびご注意点(PDF)」をご参照の上、その内容に従って行ってください。
* 送付の際は、サンプルの入ったチューブ(-80℃に凍結した状態)をパラフィルムで覆い、キャップの緩みや中身の漏れがおきない様にしてください。サンプルの入ったチューブ(-80℃に凍結した状態)をパラフィルムで覆い、キャップの緩みや中身の漏れが起きない様にしてください。サンプルの入ったチューブに油性マジックでサンプル名を明記し、ビニールバッグなどに入れ、砕いたドライアイスと共に冷凍便にてご送付ください。
* 弊社営業日は、土日祝日や年末年始などを除く平日 9 時から 17 時までとなっておりますので、サンプルの弊社到着日にご注意ください。
* QCシートおよび免責事項同意書を必ずご準備ください。弊社では、受託解析サービスのQCシートに基づき、作業を行います。QCシートおよび免責事項同意書がない場合、またはご記入漏れがある場合、解析サービスの着手が遅れる場合がございますので、ご了承ください。
* 実験後のサンプルについては、弊社側にて処分させて頂きます。ご返却をご希望の場合、QCシートに必ず明記し、ご返却(有償)をお申込みください。


注意事項


* お預かりできるサンプルは、BSL 2 (バイオセーフティーレベル 2)までのものに限られます。感染性が著しく高いサンプル(HIV、HCV、HBVウイルスに感染していることが確認されている患者由来の検体など)は、お預かりできませんので、予めご了承ください。ヒト臨床サンプルの場合、インフォームドコンセントを得てからご提供ください。
* サンプル・業務等から生じた知的財産権・工業所有権・安全性・インフォームドコンセント等の問題について、弊社は一切の責任を負わないものとします。
* 本確認事項を満たさない事で別途費用が発生した場合、お客様に費用のご負担をお願いすることがあります。
* サンプル喪失等に対する補償・保険制度はありませんので、貴重なサンプルをご提供頂く際はご注意ください。
* キャンセルされる場合、キット代等、それまでの工程に応じた料金を請求いたします。
* 本サービスは、研究目的のみにご使用ください。診断目的での使用はできません。使用する試薬キットは、用途を研究目的に限定されています。


製品のご購入をご希望の方へ


弊社では、Sengenics社製品の販売も行っております。
詳細は、以下のサイトより、ご参照ください。
Sengenics社製品の詳細情報


※本サイトの情報は、Sengenics 社の Homepage の情報を引用しております。

【お問合せ】
試薬機器部
Phone 052-624-4388

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