≫ |
糖質加水分解酵素(Glycoside Hydrolases(GH))分類
糖質加水分解酵素は、植物の構造炭水化物の加水分解において、重要な酵素です。
これらのタンパク質は、2つあるいはそれ以上の糖質間、または糖質と非糖質間のグリコシド結合を加水分解します。
・アセチルガラクトサミニダーゼ
・アセチルグルコサミニダーゼ
・アガラーゼ
・アミラーゼ
・アミロマルターゼ
・アラビナナーゼ
・アラビノフラノシダーゼ
・アラビノキシラーゼ
・カラギナーゼ
・セロビオヒドロラーゼ
・セロデキストリナーゼ
・セルラーゼ
・キチナーゼ
・キトサナーゼ
・デキストラン
・フルクタナーゼ
・フルクトフナノシダーゼ
・フコシダーゼ
・ガラクタナーゼ
・α-ガラクトシダーゼ
・β-ガラクトシダーゼ
・ホスホ-β-ガラクトシダーゼ
・グルカノシルトランスグリコシラーゼ
・グルカンスクラーゼ
・α-グルコシダーゼ
・β-グルコシダーゼ
・ホスホ-β-グルコシダーゼ
・グルカノシルトランスグリコシラーゼ
・グルカンスクラーゼ |
|
・α-グルコシダーゼ
・β-グルコシダーゼ
・ホスホ-β-グルコシダーゼ
・グルコサミニダーゼ
・グルクロンオキシラナーゼ
・グルクロニダーゼ
・ヘキソサミニダーゼ
・ヒアルロニダーゼ
・イヌリン類
・ラミナリナーゼ
・レバナーズ
・レバンスクラーゼ
・リケナーゼ
・リゾチーム
・α-マンナナーゼ
・β-マンナナーゼ
・α-マンノシダーゼ
・β-マンノシダーゼ
・オリゴ糖還元末端キシラナーゼ
・ペプチドグリカン溶解性エクソトランスグルコシラーゼ
・ポリガラクツロナーゼ
・プルラナーゼ
・ラムノガラツクロナーゼ
・シアリダーゼ
・トレハラーゼ
・キシラナーゼ
・キシログルカナーゼ
・キシロシダーゼ
・その他 |
|
|
≫ |
多糖リアーゼ(Polysaccharide Lyases, PL)分類
多糖リアーゼは、不飽和ヘキセンウロン酸残基と新しい還元末端を生成するために、β-離脱反応を介してウロン酸含有多糖類を切断する酵素群です。
・アルギン酸リアーゼ
・コンドロイチンリアーゼ
・ヘパリンリアーゼ
・オリゴガラクツロン酸リアーゼ
・ペクチン酸リアーゼ
・ポリαグルクロン酸リアーゼ
・ラムノガラクツロナンリアーゼ
・キサンタンリアーゼ
|
|
|
≫ |
炭水化物エステラーゼ(Carbohydrate Esterases, CE)分類
炭水化物エステラーゼは、モノマー、オリゴ、多糖類に存在する修飾に基づき、エステルを取り除きます。それによって、複合多糖類における糖質加水分解酵素の働きを促進させます。
・アセチルキシランエステラーゼ
・アセチルグルコサミン脱アセチル化酵素
・ジアセチルキトビオース脱アセチル化酵素
・フェルロイルエステラーゼ
・グルクロニルエステラーゼ
・ペクチンアセチルエステラーゼ
・ペクチンメチルエステラーゼ
|
|
≫ |
Auxiliary Activities(AA)分類
Auxiliary Activitiesは、CAZymeとともに作用する酸化還元酵素をカバーしています。多糖モノオキシゲナーゼとリグニン分解に関連するとされる基質と酵素機構の範囲に対応しています。
・溶菌多糖モノオキシゲナーゼ
・ラッカーゼ
|
|
≫ |
糖結合モジュール(Carbohydrate-Binding Modules, CBM)分類
糖結合モジュールは、様々な糖質を認識する非触媒ドメインです。炭水化物内の連続したアミノ酸配列として定義されています。
・炭水化物結合モジュール
・GFP-炭水化物結合モジュール
・ZZ-炭水化物結合モジュール
|
|
≫ |
ミニセルロソーム(mini cellulosome)分類
セルロソーム複合体は、多くのセルロース分解微生物によって産生される複雑な多酵素機構です。植物細胞壁多糖、特にセルロースの効率的な分解のために設計されています。 |