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Home製品・サービス情報受託サービス>次世代DIAプロテオミクス受託解析サービス(HR-LiPターゲットバリデーション受託解析サービス)

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Biognosys社 低分子-タンパク質間相互作用プロファイリング
TrueTargetTM HR-LiP ターゲットバリデーション
受託解析サービス
概要 / サービスプラットフォーム / ご依頼方法 / 価格 / ご注意事項(必ずご確認ください)


概要

Biognosys 社のターゲットバリデーションは、薬物の結合部位を特徴付け、早期の薬物開発のリスクを軽減する独自の方法を提供します。高分解能限定タンパク質分解(High-Resolution Limited Proteolysis;HR-LiP)テクノロジーと質量分析を組み合わせることで、分子のタグ付け、タンパク質の修飾、または組換えタンパク質を必要とせず、対象とする標的タンパク質を過剰発現する細胞株と評価対象となる化合物のみで、標的タンパク質に対する薬剤標的を正確に検証することが可能です。

カタログダウンロード(PDF)

サービスプラットフォーム

本サービスは、Biognosys 社の独自技術である LiP テクノロジーを利用しています。LiP 法の原理については、「TrueTarget
TM LiP-MS ターゲットデコンボリューション受託解析サービス」のページをご参照ください。HR-LiP(高分解能 LiP-MS)は、化合物とその標的タンパク質結合/相互作用部位を高分解能でマッピングすることを目的としています。本解析の場合は、標的タンパク質が既知であり、標的を過剰発現する細胞株システムを使用することが前提となり、過剰発現システムを利用することで標的タンパク質のアミノ酸配列のカバレッジをほぼ 100% にすることが可能です。本解析では、LiP-MS と同様の反応容量点の条件を採用していますが、高解像度で結合/相互作用部位を正確に定義することを目的とした分析方法となるため、適切な過剰発現細胞株と強力な化合物を使用することが重要となります。
なお、この方法は、化合物の結合状態を解析できるだけでなく、タンパク質間相互作用、抗原/エピトープ相互作用、タンパク質フォールディングなどの解析にも応用することが可能です。

【薬剤標的のバリデーション方法】


対象の標的タンパク質を過剰発現するネイティブ細胞溶解物を、活性化合物とビークルで処理します。化合物の結合は、限定タンパク質分解(LiP)により特異的なペプチド切断を引き起こします。これは、結合部位に近い領域で、より顕著な反応となります。この独自の LiP ペプチドは、高分解能質量分析によって同定され、化合物の結合部位の同定に使用されます。


図1. 標準部位に結合したタンパク質と未結合のタンパク質の構造フィンガープリントの区別


図2. HR-LiP を使用したゲフィチニブの EGFR 結合部位マッピング
 (Piazza & Beaton et al., Nat Commun 11, 4200(2020)


ご依頼方法

1. 解析内容の打ち合わせ
大まかなサンプルの種類、サンプル数などの内容をお知らせください。
本サービスは大規模プロジェクト用のサービスとなっており、プロジェクト内容について、解析元であるBiognosys社とお客様の間でWeb会議が必ず必要になります。プルジェクト内容がまとまり次第、弊社からお見積りをご案内させて頂きます。
2. ご注文およびサンプル送付
ご注文を頂いた後、解析サンプルとQCシート/免責事項同意書をお送りください。ご送付頂いた内容物を確認後、Biognosys社にサンプルを発送いたします。
3. サンプル調整
細胞、または組織の溶解、並びにタンパク質抽出を行います。タンパク質のトリプシン消化、精製、QCチェックを行います。
4. HRMデータ取得および解析
サンプルは、試料注入ごとに、Biognosys社が提供するHRMマップ内の全イオンシグナルを可視化的に記録する「data independent acquisition(DIA)法」を用いて、LC-MS/MSシステムで分析を行います。標的サンプルに特化した条件、勾配、通過口サイズ、サイクル数で解析が行われます。各HRMマップは、内部標準により出来る限り高い質量精度と保持時間で正規化されます。シグナル強度は、様々なレベルの信号処理アルゴリズムを用いて正規化されます。
5. タンパク質プロファイリング
アッセイライブラリーによりペプチドを同定し、Biognosys社製ソフトウェア「SpectronautTM」により、全HRMマップを定量化します。
6. 納品
解析結果は解析元とお客様間でセミナーまたはウェビナーで提示および議論された後、最終的にPDFやExcel形式で納品いたします。
納期は、サンプル到着後1~1.5か月程度となります。
・エクゼクティブサマリー
・Material & Methods(論文投稿に適した形式)
・正規化されたデータ
 用量反応処理全体にわたるペプチド強度
・データ解析
 用量反応相関によってランク付けされた標的タンパク質の候補ペプチド
 各ペプチド候補の化合物親和性濃度
 ※可能な場合は、上記に加えて候補ペプチドのマッピングとタンパク質の 3 次構造上の予測結合位置


価格


サービス名 税別価格
(1化合物当たり)
カタログ#
HR-LiP ターゲットバリデーション受託解析サービス お問合せ F-BGS-HRLP


ご注意事項(必ずご確認ください)


【解析サービスに関して】
本サービスは、弊社の海外提携先(Biognosys社)にて解析を実施いたします。
お預かりできるサンプルは、BSL2(バイオセーフティレベル2)までのものに限らせていただきます。感染性が著しく高いサンプル(HIV, HCV, HBVウイルスに感染していることが確認されている患者由来の検体など)は、お受けできませんので、ご了承ください。
ヒト臨床サンプルの場合、インフォームドコンセントを得たサンプルをご提供ください。
ご提供頂くサンプルおよび本作業から生じる知的財産権・工業所有権・安全性・インフォームドコンセント等の問題については、弊社では一切の責を負いかねます。
本サービスは、海外での解析という性質上、キャンセルはお引き受けできません。やむを得ない理由でキャンセルされる場合は、それまでの工程に応じた料金をご請求させて頂きます。QC結果等の問題でサンプルを再送する場合は、別途送料をご請求させて頂きます。
本確認事項を満たさない事で、別途費用が発生した場合、お客様に費用のご負担をお願いすることがあります。

【サンプルの送付および取り扱いに関して】
サンプルの発送は、必ず、「サンプル送付方法およびご注意点(PDF)」をご参照の上、その内容に従って行ってください。
送付の際は、チューブをパラフィルムで覆い、キャップの緩みや中身の漏れがおきない様にしてください。
サンプルの入ったチューブに油性マジックでサンプル名を明記し、ビニールバック等に入れ、砕いたドライアイスとともに梱包してください。
QCシートおよび免責事項同意書をご記入の上、サンプルと同封してご送付ください。これらのシートが同封されていない場合、またはご記入漏れがある場合、解析サービスの着手が遅れる場合がございますのでご注意ください。
新鮮サンプルの場合、上記必要量のペレットを液体窒素凍結後、-80℃保存し、十分量のドライアイスを同梱の上、冷凍宅急便にて、凍結状態にてご送付ください。
本サービスは、海外での解析となりますので、お送り頂いたサンプルのご返却はできません。貴重なサンプル等はあらかじめご注意ください。

◆サンプル送付先 
※土日祝祭日および営業時間外のサンプル受け取りは不可
 フィルジェン株式会社 受託解析部 宛
 〒459-8011 名古屋市緑区定納山1丁目1409番地
 Tel 052-624-4388 Fax 052-624-4389
 営業時間:9:00~18:00


本ページは、Biognosys社のウェブサイトの情報を一部引用しています。
お問い合わせ 受託解析部: biosupport@filgen.jp P.052-624-4388 https://filgen.jp/
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