製品・サービス情報
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本サービスは、食品の栄養価、品質、安全性分析に関する研究をサポートします。Creative Proteomics社では、GC、HPLC、質量分析など、様々な分析手法を組み合わせた最先端の飲食物分析ソリューションを提供しています。
分析ラインナップ
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◆ワイン成分分析
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ブドウを原料としたアルコール飲料であるワインは、酵母の発酵を利用しており、ブドウ中の糖分を二酸化炭素やエタノール、熱に変換します。酵母の株やブドウの品種によって発酵に関連する反応やブドウの生化学的発達、生産プロセスなどの条件による複雑な相互作用に変化が生じ、その結果、様々な種類のワインを生産することができます。
ワインに含まれる化合物は、複雑な混合物であり、多糖類やタンパク質、ポリフェノールなどが含まれています。例えば、ワインに含まれる多糖類は、タンニンと相互作用することで、渋みに影響を与えたり、芳香化合物と相互作用することで酒石酸の水素の結晶化を防いだりと、その構造や含有量により様々な生産プロセスに影響しています。この様なワイン成分の分析は、製造において非常に有用な情報となります。 |
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◆ビール成分分析
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ビールは、世界で最も広く、最も古いアルコール飲料の1つであり、ビールの基本的な成分は、水、糖化(糖に変換)してから発酵(二酸化炭素とエタノールに変換)のための大麦・麦芽などのデンプン源、ホップなどのフレーバー類、および発酵用の醸造用酵母です。醸造の工程で、麦汁中のデンプン糖が発酵すると、ビールに炭酸化とエタノールが生成されます。現代のビールのほとんどはホップで醸造されており、天然の保存料や安定剤として機能するほか、苦味などの風味にも影響を与えます。また、ホップに代わりフルーツ、ハーブ、その他の香味料を添加する場合や商業的な醸造では、天然の炭酸効果を利用せず強制的に炭酸化処理が行われる場合があります。
この分析では、ビール中に含まれるアルコールを含有量や苦み、色といったフレーバーが人体に与える影響を調べたり、また、これらの成分情報を飲料研究に利用することが可能です。 |
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◆ビタミン分析
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ビタミンは、有機分子(あるいはそれに関連する分子)であり、生物が代謝を適切に機能させるために必要な必須の微量栄養素です。多くのビタミンは単一分子ではなく「ビタマー」と呼ばれる関連分子のグループからなっています。
例えば、ビタミンEは4つのトコトリエノールと4つのトコフェロールで構成されています。ビタミンは水溶性、または脂溶性に分類され、人体では水溶性9種類(8種類のビタミンB群とC)と脂溶性4種類(ビタミンA、D、E、およびK)が利用されています。例えば、ビタミンAやDは体内に蓄積する可能性があり、過度な接種によってビタミン過剰症を引き起こす可能性があります。また、脂溶性ビタミンは吸収不良によって欠乏することで、嚢胞性繊維症において非常に重要な因子となっています。
この分析で各種ビタミンに関して調べることで、組織、臓器の代謝調節機能の解明や、過剰摂取あるいは欠乏による人体への影響を研究することが可能です。 |
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◆栄養分析
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栄養分析とは、食品および食品の栄養価を決定する工程を指し、様々な認定された方法があります。食品メーカーは、市場に出す食品の栄養成分表示を提供する必要があり、顧客は正確な栄養情報を入手して、カロリー、タンパク質、カルシウム、ビタミン、水などの食品の品質と栄養内容を知ることができます。
本サービスでは、食品表示法に準拠した栄養成分表示のための様々な情報を分析結果として提供することができ、豊富な栄養分析の経験によって、食品成分や栄養サプリメントで構成される複数の要素に対して、開発した製品をテストすることができます。 |
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◆炭水化物分析
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炭水化物は、味や栄養に影響を与える重要な食品成分です。炭水化物は、エネルギーと食物繊維の重要な供給源であるだけでなく、多くの食品の甘さや外観などの見た目にも影響しています。食品の炭水化物の種類と濃度を決定することによって、エネルギー評価や栄養表示、品質管理、あるいは異物混入の可能性についての評価などが可能になります。
食品の研究開発では、製品中に含まれる炭水化物の種類や濃度を決定することが非常に重要であり、本サービスでは、食品に含まれる炭水化物の総濃度と種類を測定するための多数の分析手法を提供しています。 |
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詳細・価格
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